若手大工の育成・技能競技大会

大工の業界にもいくつかの競技大会があります。日本国内では大きく三つの大会があり、23歳以下の技能五輪全国大会、満35歳以下の全国青年技能競技大会、年齢制限のない技能グランプリ、それらの大会に若いころから挑戦してきました。目的はいくつかありますが、国家資格である一級大工技能士は当然のこと、さらに高いレベルの技術技能を身に着けたいと思ったからです。木造住宅では躯体(骨組み)での加工精度の高さが重要でその精度次第で大きく建物の強度に影響してきます。そこで競技大会で知り合った優勝、上位入賞経験のある仲間たちと精度の高い仕事ができることで、丈夫な建物を建てていくことが可能になります。

また現在は自分自身が育てていただいたように、競技大会を通じ培った技術技能と経験を活かし後進の若い大工を育てたい考え、工科高校や職業訓練校、企業に大工技能の向上を目的とした講習会を行っております。講習会では参加者の経験や環境によりますが、安全面に配慮し3~4人の参加者に対し1人の指導員で対応しております、また訪問しての講習会や少人数であればこちらでも作業場所を用意しております。

競技大会等受賞歴

第32回技能グランプリ銀賞

第35回全国青年技能競技大会金賞

第56回技能五輪全国大会銅賞